オリジナル 3分小説『僕の記憶、彼女の記憶』 今日も日付をまわり、千鳥足で帰路につく。「ああ、また飲みすぎた。」何回目だろう。いつもの帰り道、いつもの反省会。ただ、明日の朝にもなれば開催された反省会の存在さえ記憶にない。回数を覚えていないのも当たり前である。「今日は軽く飲んで、早めに帰... 2023.08.14 オリジナルショートショート小説